2025-11-27
一般質問(その1 潜在防災士の活用と防災力向上の取組について)
20251126
首都直下地震や風水害などの災害リスクが高まる中、地域防災力の向上は喫緊の課題となっています。特に大規模災害時には、行政だけでなく、地域に根ざした人材の連携が不可欠です。その中でも「防災士」は、知識と技能を備えた民間資格者として、地域防災の要となり得る存在です。しかしながら、資格取得者の多くが潜在化しており、災害時に十分に活用されていない現状があります。そこで、防災士に関する状況とあわせて、防災関連機器設置の状況を伺いました。
私が卒業した大手通信会社では、社会貢献度の高いこの資格について、資格申請、講座受講費用、試験費用に加え、SAランクの報奨金まで設定されていたほどでした。しかし、小平市での評価が低かったことには驚きを隠せませんでした。
今回の答弁の中で分かったことは以下の4点でした。
- 小平市の防災士登録人数は10月末現在で384人であること
- 市職員では数人の履歴があるものの、正確に把握されていないこと
- 資格助成制度はあるが、自主防災組織に対する施策であり、個人に対するものではないこと
- 令和6年度の助成金支払い実績はゼロであること
今後、前向きに約束いただけた点は以下の3点でした。
- 在宅避難用トイレについて、武蔵野市のチケット引き換え方式を参考にすること
- すでに防災士資格助成制度のある東京都内13自治体の制度概要を調査すること
- 大型備品が避難所の備品倉庫にない小学校が3校、中学校が2校あるため、教育部門と連携してさらに調整を進めること。そのうち第5中学校については、近々に配備できるよう調整が整ったとの報告をいただいたこと
「防災日本一」を掲げる小平市において、より一層防災士の活用を進めるべきだと強調しましたが、今回は前向きな答弁が少なかったのですが、その理由は大きく4つあり、防災士が民間資格であること、幹部職員の所持者が少ないこと、資格取得に複数日数を要すること、そして取得費用が高額であることが挙げられます。
いつ発生するか分からない大規模災害に備え、費用対効果も考慮しながら、さらに、有効策をまとめていきたい考えます。