東京都宮坂副知事の話をきいて 「行政をポケットに」
2026年2月6日 市議会議員研修会のポイント
宮坂 学 東京都副知事の講演を聞いて
要旨と感想をお知らせします。
■ システムの共同化・共通化・標準化について
公共サービスを担う公務員数が減少していく中でも、サービスの質を低下させるわけにはいきません。この状況を補完する手段としてITの活用が不可欠であり、副知事はシステム開発における重要なポイントを3つ挙げて説明していました。
■ 政策デリバリー革命について
政策を立案しても、実施までに時間と費用がかかるという課題があります。これを解消するためのアプローチとして、次の3つの支援策が必要と説明がありました。
1. 経済的支援(給付金、ポイント、クーポンなど)
2. 情報的支援(災害、子育て、市民サービスなどの情報提供)
3. 民意の把握(ブロードリスニング、アンケート調査など)
■ タッチポイント(窓口)について
「行政をポケットに」という分かりやすいキャッチコピーを用いて説明がありました。
市役所の窓口は引き続き必要ですが、スマートフォンをもう一つの窓口として仕上げていく方向性が示されました。背景には、スマホ所有率が8割を超え、マイナンバーカードの発行枚数も1億枚を超え、関連技術が広く普及してきたことがあります。
■ コネクト(ネットワーク)について
行政サービスの基盤として、旧来の電話回線からインターネットへの移行が進んでおり、Wi-Fi環境の整備が不可欠です。また、衛星通信やスターリンクの活用も有益であるとの指摘がありました。
東京アプリの展開が鍵になりますが、分かりにくい点も多く、市民に丁寧に説明し、相談できる持続可能な仕組みが必要だと感じました。
小平市でも、この視点を踏まえ、3月期の一般質問で提案します。